一人1円
―ボランティアについて考えた―
テレビでやってた。
ボランティアって何だ?って。
ある人は「社会奉仕」、ある人は「偽善」、「タダ働き」、「自己満足」・・・
人それぞれ思うこと,感じることはあるだろう。
俺は偉いと思う。
自己を犠牲にして「世の為、人の為」に頑張る姿。
偉いとは思うけど、自分がやろうとは思わない。
あれは自発性だよ。やりたい人がやればいいと思う。
まあ「そんなの冷たい!」だとか「自分がよければいいのか?」って言われそうだけど、
あれって「ごく個人的な行為」だなと。
ほんとコレが俺の正直な気持ち。
話は変わって、
―メディアについて考えた―
時としてメディアは「不公平」を生む。
「難病に侵された少女」がいて、家族が必死になって移植手術費とかを一生懸命集める。
それをテレビかなんかで知った某プロ野球の球団が
全面バックアップ。
その子はその金で手術を受けて助かる。
その子や家族は、もうそれでオールオッケー。
でも、その子以外の同じ病気に苦しむ子供たちは、そううまくいかない。
まず金。
地道に家族が街頭に立って募金を呼びかける。
そんなんで集まる金なんぞは、
テレビで一発放送して集まる金には全くおよばない・・・
「地道に街頭募金⇒金少し⇒手術費足らず⇒助からない。」
ところが、
「地道に街頭募金⇒テレビで紹介⇒
大物アーティストやプロスポーツ選手がバックアップ⇒手術費集まる⇒手術受けれる⇒助かる」・・・
それをテレビで見ていた
同じ境遇の子や家族の気持ち。
そういう「不公平」が必ず生まれてる。不公平じゃなかったら、
「運」か。
運よくテレビでとりあげられて命が助かるってことか。
メディアって影響力がものすごいから、
一人一円募金を呼びかける。いやもう強制。
んで、日本国民一人ひとりが一円づつ出せば
それで一億以上。
そう考えると、スゲー。
そこでどうだろうか、
世界の一人ひとりが一円づつ俺によこせば
64億円。
どうかな?
悪いようにはしないからさ。