テリトリー侵犯

曇り空の中、北千住に単独で買い物に行った。
買い物の終盤で腹が減ってきた。
っていう事でマルイの中にあるラーメン屋「青葉」へ。
夕方6時の時点で店は結構賑わってた。
そこで食券を買ってカウンターの一番奥に案内された。

席で携帯をいじりながらラーメンを待っていると、メガネをかけたガリガリの中年男性が俺の横に座った。
携帯をいじりながらも、何か圧迫感を感じた俺はさり気なく隣を見た。




近い。


異常に近い。



肘が俺のわき腹に当たりそうだ。

そのガリ中(ガリガリの中年)の左隣は空席なのに。

完全に俺のテリトリーを侵してる。


ノープライベート。
合体してしまいそうなくらいニアピン。


もう、アカン・・・
耐えかねた俺は、わざとらしく体を窮屈そうに動かした。

すると、ようやく少しズレた。

良かったー。

とホッとしているとラーメンがキタ。

ガリ中にも、食券という紙切れで約束されたラーメンがキタ。

これで心おきなく食事に集中できる・・・



しかし、それでガリ中の異常行動が終わったわけではなかった!


つづく。